SPECTは国内の1100を超える施設で日常の診療に広く利用されています。QSPECTプロジェクトでは、既存のSPECT装置を使った脳や心筋の機能画像診断の精度向上と、施設を超えた標準化を目指しています。QSPECTを用いたDual Table ARG法脳血流定量検査は、現在国内180を超える臨床施設で実施され、脳主幹動脈疾患の虚血重症度の診断を中心に貢献しています。また心筋領域の定量化、特にX線CTを使った体幹部の吸収減弱マップの実測データの妥当性などが確認されてきました。さらに多くの施設に設置されるSPECT装置を使った多施設臨床研究の礎も構築できたと考えています。このホームページは、QSPECTプロジェクトの活動を紹介しつつ、開発者メンバーの状況理解を助けることを目的に開設しました。国内外の研究者の皆様におかれましても、当該ホームページを参照して日常の臨床や研究にお役に立てていただけますと幸いです。

QSPECTプロジェクト
代表 :飯田 秀博
(国立循環器病研究センター 先進医工学部門 画像診断医学部)

ニュースリリース

2012年7月27日

QSPECT & DTARG法パッケージ バージョン2.10.11をリリースしました。

2012年5月3日

山口大学で行われたQSPECT/DTARG法の施設間再現性論文がJCBFMにアクセプトされました

2012年5月1日

QSPECT/DTARG法の無採血化への道筋を示した論文が核医学から出版されました

2012年4月26-28日

日本脳卒中学会にて展示ブース発表しました。ポスター

2012年3月31日

多施設研究「脳外傷後高次脳機能障害に対するIomazenil SPECT共同研究」(研究代表:東北大学医学部森悦朗、画像診断班長;中村記念病院中川原譲二)が開催され、 標準化されたSPECT画像再構成法として利用されることになりました

2011年12月13日

QSPECT & DTARG法パッケージ バージョン2.10.0をリリースしました。

2011年9月7日

QSPECT & アロカ社製Wellカウンターの「TDC-521」使用施設における不具合、 およびプラスチックシンチレーション製Wellカウンターの利用に関する問題と注意、 についてインフォメーションを作成しました。

2011年8月17日

QSPECT & DTARG法パッケージ バージョン2.8.4をリリースしました。